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陽性とわかったばかりの人へ/感染したら

2025年5月更新

HIV陽性だと知り、突然のことでショックだった、冷静に事実を受けとめた、あるいは、どうも自分のこととはピンとこないなど、さまざまな状況でこのページをご覧になっていると思います。不安な気持ちを抱えていたり、何かを急いで解決しようと焦ったりしているかもしれません。

陽性とわかったばかりの人に、最初に知っておいて欲しいことを6つにわけてまとめておきました。まずはこの6項目を読んでください。そして余裕ができたら、それぞれの項目からいくつかのウェブサイトや役に立つコンテンツにリンクをしてありますので、リンク先をたどってくわしい情報を集めたり、次の行動をとってみたり、少し間を置いてみたりしてみてください。

1.「HIV感染/エイズ=死」ではない

治療は年々進歩していて、いまでは治療を続けていれば感染していない人と同じくらい生きられることが可能な病気になっています。1990年代までの古い情報やイメージに振り回されないようにしましょう。

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2.今まで通りの生活を続けている人が多い

HIVは日常生活で感染することはありません。そのため、仕事や人間関係などを急いで変える必要はありません。また、周囲の人に慌てて検査の結果を知らせる必要はありません。落ちついてからゆっくりと考えましょう。

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3.専門の医療機関に行って、自分の状態を知る

自分らしい生活を継続していくために、なるべく早い時期に専門病院を受診しましょう。免疫やその他の健康状態を調べ、今後の治療について専門家に相談しましょう。誰でもすぐに治療を始めるわけではありませんが、自分の状態を早い時期に知っておくことは、今後の治療や生活を考える上でとても重要です。

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4.他の陽性者はどうしているのだろう?

同じ立場同士で、実際に会って交流や情報交換をしたり、インターネット上で他のHIV陽性者の経験を読んだりすることも可能です。自分ひとりではないことを実感するのは大事です。

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5.医療費を軽減する制度がある

福祉制度を利用することで、HIVの医療費の自己負担を小さくすることができます。年収や利用する制度などによって異なりますので、病院のスタッフ(医療ソーシャルワーカーなど)やNGOなどに相談してみましょう。

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6.相談できる機関や窓口を知ろう

さまざまな問題をすべて一人で解決する必要はありません。病院の他にもNGOなどの相談サービスがありますので、相談員と話しながらひとつひとつ順番に解決していくと良いでしょう。電話相談など匿名で他の地域からでも相談ができるサービスを利用することもできます。

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